東日本大震災3年11カ月特集
30年から40年ともいわれる東京電力福島第1原発の廃炉作業。溶けた核燃料の状態は把握すらできておらず、高線量の現場ではロボットによる作業の精度が解決の鍵を握る。本県では浜通りをロボット開発の拠点とする福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想を核に、企業と人材を育成する。世界に誇る「ロボットバレー」を目指し、緒に就いたばかりの本県のロボット開発の現状と今後の課題を探る。
【開発支援】 ロボット製品化の動き、県内へ産業集積図る
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