いわき・小名浜港の整備本格化 機能強化や商業施設出店

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いわき・小名浜港の整備本格化 機能強化や商業施設出店

くいの設置作業が行われている東港地区

 震災と津波被害からの復旧が進められている小名浜港では、東港地区の整備や、イオンモールが手掛けるショッピングモールの出店など、新たな港町づくりに向けた動きが本格化している。

 石炭輸入拠点となる「国際バルク戦略港湾」に指定された東港地区の耐震強化岸壁は1月末に着工した。

 現在は岸壁の基礎となるくいを打ち込む作業が進められている。同岸壁は、石炭を取り扱う公共岸壁としては国内最深の水深18メートルに整備され、12万トンを積載できる世界最大級の大型貨物船の着港が可能となる。東日本大震災クラスの地震が発生しても、軽微な修復で復旧が可能になるという。

 小名浜港背後地に整備予定のショッピングモールは2016(平成28)年春の開業予定が16年度後半にずれ込む見通しとなった。復興需要による作業員不足に加え、建築資材の調達が難しくなっていることが背景にあるという。工期は遅れるものの、建設計画に変更はなく、大型商業施設による地域活性化への期待は大きい。津波避難ビルの機能も併せ持ち、防災面での活用も見込まれている。