【伊達市・曳地代里子さん】 心込め「あんぽ柿」生産

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 「地域の伝統や技術を残していきたい」。県北地方の特産品「あんぽ柿」の発祥の地・伊達市梁川町五十沢地区であんぽ柿を生産する。

 あんぽ柿は原発事故の影響で一時生産を自粛、一昨年から同地区を含む一部地域で生産を再開した。自粛の年は、約40トンもの柿を捨てるつらい思いをした。

 生産を再開すると、各方面から「食べたかった」という声が寄せられ驚いた。「こんなに需要があったんだ」とあらためて生産者としての喜びを感じた。

 ただ、今は試験的な生産のため一部の柿は依然捨てている。頭の片隅には常に放射線への不安がある。

 「こうした現実を知ってほしい。福島のことを忘れないで」と訴え、「あんぽ柿に限らず、福島の農産物の復興を世界中で応援してもらえたら」と願う。

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