【南相馬市・小林 友子さん】 避難者の手作り品販売

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 「小高の人の励みになってくれればうれしい」。原発事故に伴う避難区域の南相馬市小高区に1月末、避難住民らが手作りした商品をそろえたアンテナショップ「希来(きら)」を開店した。小高区の情報発信や住民帰還などさまざまな希望を乗せ、地元の復興に寄り添う。

 店舗があるJR常磐線小高駅前で「双葉屋旅館」の女将(おかみ)を務めていた。避難指示で旅館は休止状態だが、同区への立ち入りが自由化された2012(平成24)年4月以降、足しげく地元に通い、古里の再生に心を砕いている。

 店内には地元住民が避難先で手作りした小物などが並び、小高区の現状を映し出すスクリーンで情報発信にも努める。「なじみの人だけでなく、市外の人も気軽に立ち寄れる場所にしたい」。瞳の奥には復興を遂げた古里の姿が浮かんでいる。

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