【私が描く「未来」・佐藤晃一さん】 古里のために力尽くす

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 仙台市のデザイン専門学校に通いながら、古里の白河市でイベントが開かれる際には駆け付け、運営に協力する。「18年過ごした地元を元気にしたい」という熱い思いが原動力だ。

 古里を愛する気持ちに気付いたのは、白河実高を卒業し、仙台で暮らし始めてからだった。白河ラーメンの味が恋しくなり、久しぶりに古里に戻った。その時に同市のシンボル・小峰城跡を見て、震災で崩れた石垣にショックを受けた。「高校時代までは『白河なんてダサイ』と思うこともあったが、身近にあり魅力が分からなかっただけだった」と打ち明ける。

 専門学校の上級生の白河市出身者に誘われ、同市でのイベント運営に携わるようになった。専門学校で学んだことを生かし、チャリティーTシャツのデザインなどを担当している。

 イベント運営を通じ、震災後の白河を盛り上げようとする多くの人に出会った。「自分が先輩たちに刺激を受けているように、自分より若い世代に頑張る姿を見せて、行動を起こす勇気を与えたい」と力を込める。

 デザイナーとして一人前になったら、若者にも魅力的なチラシをデザインするなどして、古里の活性化に貢献するつもりだ。