「屋内遊び場」県内各地で整備 65施設開設、元気に体動かす

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
震災後に県内各地に開設された屋内遊び場。子どもたちが元気に体を動かしている

 原発事故後に外遊びを控えていた子どものために、5年間で多くの屋内遊び場が県内に設立された。楽しく遊べる遊具が多数設置され、子どもが元気に体を動かしている。

 これまでに県の屋内遊び場確保事業を活用して65施設が開設。郡山市10施設、福島市6施設、須賀川市4施設など、約7割は中通りにある。他地域はいわき市10施設、会津若松市4施設など。このほかに各団体が独自に運営している施設もある。

 郡山市にある「ペップキッズこおりやま」は、4周年を迎えた昨年12月に来場者数が累計約126万人となった。同市の石井勝正さん(41)は「今では外でも遊ばせるが、何より子どもが行きたいと言うので」と、同施設を月3回程度利用している。

 いわき市の「いわきっずもりもり」を11カ月の長男と訪れた同市の会社員伊藤加奈子さん(33)は、屋内遊び場の利用は週1回程度。食品や水道水などについては「安全と示されているので信じている。不審に感じたら、いわきにはいないと思う」と話す。

 3歳の長女がいる同市の会社員佐藤雅博さん(42)は週1回程度屋内遊び場を利用。放射線については「除染により、この5年で落ち着いてきたと思う」とし、「屋内外の遊具を充実させてほしい」と要望した。

 同市の「いわきっずるんるん」を3歳の長女と訪れた西郷村の会社員男性(39)は、線量を気にしながら子どもを遊ばせている。「土壌を除染してもまた線量が上がる所もある。安易に外で遊ばせるのは不安だ」と話した。