【福島県民へメッセージ】大林宣彦さん、吉村作治さん

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大林宣彦さん

 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から丸5年の節目を前に、復興支援で県民と絆を強めてきた各界の著名人たちが応援メッセージを寄せた。復興道半ばにある県民に寄り添い、元気づけようとする全国からのエールを背に復旧、復興に向かって一歩一歩、着実に進んでいきたい。(メッセージは原文のまま)

 映画作家・大林宣彦さん

 壊れた学舎の瓦礫(がれき)に花の絵を描いてその痛みを記憶し、古里の再生を誓う福島県立保原高校の若き友たちの「花がれき」活動も代が変わり、その後輩たちに会いに行きました。廊下の壁に生徒諸君の自画像が所狭しと貼られ、みんなが静かに穏やかに、そしてある決意を秘めた表情で、僕を見つめておりました。「この子らは、みんな真摯(しんし)に自身と向き合っておりますから」と先生。ああ君は僕だ、僕は君であらねばならぬ! と僕も決意しました。有難(ありがと)う。僕も、君と共に生きてゆきます。

 東日本国際大学長、エジプト考古学者・吉村作治さん

 東日本大震災、東京電力福島第1原発の事故を受け、多大なる被害を福島県民は受けたと思います。また、復興も予想外に遅れている事実があります。しかし、いつまでもこれを引きずっていても苦しいだけです。

 ここで発想を転換して明るい未来をイメージしてみてはいかがでしょう。辛(つら)いこと、悲しいこと、悔しいこと、多々あると思います。一日も早く故郷へ戻りたいというお気持ちもあるかと思いますが、ここで明るい未来に眼を向けましょう。

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