東日本大震災4年7カ月特集
震災と原発事故により、いまだに約2万人が仮設住宅での避難生活を余儀なくされている。県のまとめ(5月29日現在)では、仮設住宅で暮らしている人たちの39%が65歳以上、全世帯のうち18%が65歳以上の1人暮らし世帯という。復興公営住宅の整備が進むほか、仮設住宅で暮らしていた若い世代が避難先で住宅を取得するケースも多く、高齢化や孤立化の波が押し寄せている。住民の健康悪化や孤独死を防ぐため、対策の必要性は増している。
仮設住宅、進む高齢化 孤独感...1人暮らしでは夜が怖い
「せっかく仲良くなった友人と離れ離れになるのは寂しい」。郡山市富田町の若宮前仮設住宅で暮らす三瓶容・・・[続きを読む]