東日本大震災4年9カ月特集
東京電力福島第1原発の廃炉現場では、過酷な事故収束作業が進められるとともに、作業員の被ばくや労災事故の危険を減らすため、除染や休憩施設の整備など労働環境の改善が図られてきた。一方、原子炉建屋周辺などは依然として高線量で、廃炉作業の難しさに変わりはない。長期にわたる廃炉を成し遂げるためには、構内で働く1日約7000人の作業員がさらに安全に、安心して作業できる労働環境の実現が求められている。
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