「遺跡の保存方法」決まらず 中間貯蔵予定地、大熊・双葉に61件

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 国が中間貯蔵施設の建設予定地としている大熊、双葉両町の約16平方キロ内には、遺跡などの埋蔵文化財が計61件あるが、中間貯蔵施設の具体的な整備箇所が決まっていない中、文化財の保存方法の在り方が課題となっている。

 環境省福島環境再生事務所は両町との協議で、整備予定地に埋蔵文化財があることは把握しているものの、担当者は「実際に掘ってみないと分からない点もある。整備に着工する場合、通常の公共工事と同様に両町から意見を聞いた上で発掘調査などを検討する」としている。

 大熊、双葉両町教委によると、建設予定地内の文化財は、双葉町には奈良―平安時代の役所跡「郡山五番遺跡」など35件、大熊町には江戸時代に使われていた道の跡「熊町一里塚」など26件あるという。町教委の担当者は「中間貯蔵施設はどこに何が整備されるのか分からないので、文化財保存のまだ具体的な話は進んでいない」としている。