【起き上がり小法師】〔広野・Laviere〕癒やしと交流の場に

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雑貨店とネイルサロンを営む新妻さん(左)と望美さん

 広野町の住宅街の一角で緑色の民家を改装し、昨年10月末にオープンしたのが雑貨店とネイルサロンを兼ねた「Laviere(ラヴィエール)」。木目調の内装が訪れた人の心を穏やかにし、癒やしの空間を演出する。

 オーナーの新妻清江さん(49)は「来店した人たちが気軽に会話を楽しみ、交流の場になってほしい」と願いを口にする。

 おしゃれな雑貨類が好きだった新妻さんは「孫の面倒を見ながら働きたい」と自宅の改装を決意。いわき市でネイルの技術を学んだ次女望美さん(24)と二人三脚で店を構えた。

 雑貨はアンティークから手作りのインテリア関連、食器、衣類、子ども向けの日用品まで多彩な品ぞろえとなった。ネイルもハンドカラーリングが千円からと手頃な値段を心掛けた。

 広野町では8割を超える住民が帰還したとはいえ、原発事故で避難指示が出た周辺地域を含めて子育て世代の減少が課題となっており、小売店を取り巻く経営環境は厳しいのが現状だ。

 2人は町内やいわき市のイベントへの出店などを通して店をPRし、口コミから常連客もでき始めたという。

 新妻さんは「人との出会いに恵まれてうれしい。少しずつにぎわいが生まれれば」と笑顔を見せる。

 住所は広野町広洋台2の1の27。営業時間は午前10時~午後3時。水、日曜日とイベント出店日は休み。ネイルと同様に予約制で整体も施術する。