「中間貯蔵工事情報センター」開所 工事概要や最新状況を紹介

 
1月に開所した中間貯蔵工事情報センター=大熊町

 環境省は今年1月、大熊町小入野に中間貯蔵工事情報センターを開所した。住民や被災地視察で訪れた人たちが来館し、中間貯蔵施設の整備状況などを確かめている。

 中間貯蔵施設内の主な施設や地元の風景をドローン(小型無人機)で撮影した映像、工事の概要や最新の状況を紹介するパネルやモニターを設置。大熊、双葉両町の歴史や文化、復興への取り組みも映像で紹介している。また、一般向けに中間貯蔵施設区域内をバスで周回する見学会も開催している。

 同センターは帰還困難区域内にあるが、入館に事前手続きは不要。入館無料。開館は火~土曜の午前10時~午後4時。日曜と月曜、年末年始休館(月曜が祝日の場合は開館)。