「ゴジラ」時代を反映 怪獣絵師・開田裕治さん、魅力を語る

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ゴジラの魅力を語る開田裕治さん

 ウルトラマンシリーズのヒーローや怪獣の絵で知られ、福島空港などで作品展を開催中のイラストレーター開田裕治さん(63)=東京都=が、福島さくら遊学舎(三春町)で開かれている展覧会「特撮のDNA」に来場した際に、同じく文化を創造する立場から展示の魅力を語った。

 ―「特撮のDNA」を見ての感想は。
 「昔、特撮の撮影所の倉庫で見たミニチュアなどがあり、『よく残っていたものだ』と感心した。撮影で使った小道具や、スピップ号(『宇宙大戦争』1959年)、轟天号(ごうてんごう)(『海底軍艦』63年)などデザイン的に優れたものを修復して形に残し、今回の展覧会のように再び見られるようにすることは、とても意義のあることだ」

 ―怪獣絵師としてゴジラも描いている。気を付けていることは。
 「それぞれの映画のゴジラに違いがあり、それを忠実に描きたいと思っているが、基本的には『怖さ』と『強さ』『巨大さ』を表現したいと思っている」

 ―ゴジラの魅力は。
 「時代背景を反映した、さまざまな性格のゴジラがいる。そこが面白い。ゴジラのデザインは非常にシンプルで、他のどの生物にも似ていない。また、怖いなどの負のイメージがあるキャラクターは大人になっても心に残りやすい。それが、世代を超えて人気を得ている要因だと思う」