名優もうなる「小道具」人気 特撮のDNA、マニア垂ぜん200点

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「オキシジェン・デストロイヤー」など貴重な小道具が並んだ会場

 三春町の福島さくら遊学舎で開催中の展覧会「特撮のDNA」は10月2日の閉幕まで、あと2日と迫った。展覧会では、ゴジラやメカゴジラ、モスラなど特撮映画に登場した怪獣がファンの熱い視線を集めてきたが、約200点に及ぶ展示品の中にはマニア垂ぜんの貴重な展示品も数多く並び、人気を呼んでいる。

 「あの道具に、まさかここで出合えるとは」。ゴジラ・シリーズに欠かせない名優宝田明さん(82)をうならせたのが、ゴジラの映画第1作に登場した小道具「オキシジェン・デストロイヤー」だ。会場中央にひっそり置かれたその品は、ゴジラを倒す最終兵器として使われた。「どこに行ったのかと後日捜したが、分からないときがあった。その後、大道具の部屋にあるのが見つかったときはサビだらけ。今オークションに出したらすごい値が付くだろうから、あの時、持って帰れば良かった」と悔しがって見せた宝田さん。この最終兵器で溶かされたゴジラの骸骨を含め、展示品に秘められた多くのエピソードを読み解くことができるのも、今回の特徴となっている。