津波遺族が「命の授業」、福島 身を守り、生き抜いて

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 東日本大震災の津波で息子を亡くし、語り部活動をしている宮城県大崎市の会社員田村孝行さん(56)、弘美さん(54)夫妻が10日、福島市の市立福島第二小学校に招かれ、児童約250人を前に「いのちの授業」と題して講演した。

 夫妻はスライドを上映しながら「どんな事故や災害が起きても命を落としてはなりません。自分の身は自分で守る。震災で生きたくても生きられなかった人の分まで生き抜く。約束してください」と呼び掛けた。

 田村さん夫妻の長男健太さん=当時(25)=は宮城県の七十七銀行女川支店に勤務。地震後、支店屋上に避難し、同僚とともに津波にのまれ死亡した。