5世紀のよろい、形が一致

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 長野県飯田市の立石寺に伝わる短甲(左)と福岡県行橋市の馬場代2号墳で出土した短甲の背面。最上部が「押付板」と呼ばれる部分(いずれも奈良県立橿原考古学研究所付属博物館提供)

 長野県と福岡県にある古墳時代中期(5世紀後半)の鉄製よろいを3次元レーザー計測したところ、背面の鉄板の形が一致し、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館の研究チームが12日までに発表した。同じ「型紙」から部品を作っていたとみられるという。

 古墳時代の甲冑は高度な技術を持つ大和政権が作ったと推測されていたが、畿内を挟んだ東西地域で確認されたことから、同チームは「畿内から各地に配布していたと考えられる」としている。

 調べたのは、群馬、長野、九州地方で見つかった「横矧板鋲留短甲」34点。