女性教諭の旧姓使用認める 東京高裁で和解成立

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 女性教諭の旧姓使用を認めるよう学校に求めた訴訟について、記者会見する弁護士ら=17日午前、東京・霞が関の司法記者クラブ

 結婚後に職場で旧姓使用を認めないのは人格権の侵害だとして、中高一貫の日大三中・高(東京都町田市)の女性教諭が、学校法人「日本大学第三学園」に旧姓使用を求めた訴訟は16日付で、東京高裁(大段亨裁判長)で和解が成立した。この職員を含め、今後は学校側が旧姓使用を申し出た職員に、文書の記載や呼称などで使用を認める。

 これまで学校側は「個人を迅速に特定、管理するためには戸籍姓に統一する必要がある」と主張していた。

 一審東京地裁判決は「戸籍姓は旧姓よりも高い個人の識別機能があり、職場で戸籍姓の使用を求めることには合理性や必要性がある」などと判断した。