蔵王山の樹氷、温暖化でスリムに 96年前の写真見つかる

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 最も古いとされる蔵王の樹氷が写る資料を手に記者会見する山形大の柳沢文孝教授=21日、山形市

 山形大(山形市)は21日、宮城、山形両県にまたがる蔵王山の冬の風物詩・樹氷を1921年1月に撮影した写真入りの資料が見つかったと発表した。山形大の柳沢文孝教授(地球化学)は「現在よりも大きく太く立派な樹氷だ。温暖化の影響で樹氷の小型化が進んでいることが分かる貴重な資料だ」と話している。

 資料は同年6月に出版された慶応大山岳部の年報「登高行」で、柳沢教授が東京都内の図書館に保管されているのを見つけた。

 学生たちが同年1月8日に宮城側の峨々温泉を出発し、地蔵岳を経由して山形側の蔵王温泉方面へ向かった際の紀行文と、写真3枚を掲載していた。