高松地裁、四国霊場会の請求棄却 62番札所「会員ではない」

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 四国八十八カ所巡りの寺院などでつくる「四国八十八ケ所霊場会」(香川県善通寺市)が、62番札所の宝寿寺(愛媛県西条市)の住職に対し、参拝者への暴言など、巡礼を妨害する行為の禁止などを求めた訴訟の判決で、高松地裁丸亀支部(小川雅敏裁判長)は22日、請求を棄却した。

 霊場会側は訴状などで、2007年に宝寿寺の住職に就任した際に会員になったと主張。住職が参拝者に暴言を吐くなどし、遍路巡礼を妨害しているのは霊場会の定款違反だとしていた。

 判決理由で小川裁判長は、定款が正会員の入会手続きを定めていないと指摘。「加入を強制する法的根拠はない」とした。