阿蘇神社で火振り神事 炎の輪、今年は復興も祈願

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 熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇神社で「火振り神事」が行われ、地元住民が振り回すたいまつで炎の輪が浮かび上がった=22日夜、熊本県阿蘇市(スローシャッターで撮影)

 昨年4月の熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇神社(熊本県阿蘇市)で22日夜、五穀豊穣を祈願する国の重要無形民俗文化財「火振り神事」があった。地元住民らは今年、復興への願いも込めてたいまつを振り回した。闇夜には炎の輪が、幻想的に幾重にも広がった。

 姫神のご神体が約12キロ離れた別の神社から到着すると、用意された1200束のたいまつに次々と火がつけられた。

 参拝者や観光客らも、多くがたいまつを手にして、火振りを楽しんだ。地震で自宅が損壊したという熊本市の会社員越前谷光子さん(63)は「阿蘇も早く復活するように、と思いながら振り回した」と語った。