海自機、フィリピン海軍に初貸与 徳島を離陸、警戒強化

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 フィリピンに向けて出発する海上自衛隊の練習機「TC90」=23日午前、海自徳島航空基地

 フィリピン海軍に貸与される海上自衛隊の練習機「TC90」2機が23日、現地に向けて海自徳島航空基地(徳島県松茂町)を離陸した。自衛隊機の他国への引き渡しは初。2017年度内に他3機も引き渡される。

 南シナ海では中国が軍事拠点化を進めており、フィリピン海軍は警戒を強めている。TC90は警戒監視や人道支援、災害支援などに活用する。

 出発に際し、同航空基地で記念式典が開かれ、小林鷹之防衛政務官は「南シナ海情勢をはじめ多くの安全保障上の課題がある。日本とフィリピンが協力する意義は高まっている」と話した。海自隊員ら約250人は手を振ってTC90の離陸を見送った。