憲法審、緊急事態条項創設に賛否 参考人質疑で専門家

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 衆院憲法審査会は23日「参政権の保障を巡る諸問題」をテーマに参考人質疑を実施した。憲法を改正し、大規模災害時に国会議員の任期延長を認める緊急事態条項を新設することについて専門家3人の賛否は割れた。首相の解散権の在り方についても意見聴取した。衆院憲法審での参考人質疑は2015年6月以来。

 緊急事態条項の新設に関し、松浦一夫防衛大教授は「日本ほど大規模災害が多発する国はまれで、諸外国にはない災害緊急事態条項が必要だ」と訴えた。これに対し、永井幸寿弁護士は「災害対策で最も大切なことは現場だ。災害をだしにして憲法を変えてはいけない」と反対する意向を表明した。