日本海側、平安時代に巨大津波か 山形・鶴岡市沿岸に痕跡

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 巨大津波が来た痕跡を示す粘土質の泥の層

 山形県鶴岡市沿岸の砂丘の地層から、平安時代に巨大津波が起きたとみられる痕跡が見つかったとの研究結果を、山形大などのグループが26日までにまとめた。海抜30メートルより高い地点で確認され、従来の県の想定を超える津波が襲う恐れがあると指摘している。

 グループの山野井徹・山形大名誉教授(地質学)によると、鶴岡市湯野浜地区の庄内砂丘で粘土質の泥の層が見つかった。砂丘では通常、砂の層しかないため、日本海が震源の地震で巨大津波がこの場所まで浸入し、運ばれた泥が堆積したとみている。

 最も高い位置は海抜37・9メートルで、海岸から約1600メートル内陸だった。