「同じ地獄再現ならない」 被爆者藤森さんが演説

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 国連本部で始まった「核兵器禁止条約」制定に向けた交渉で演説する、被団協の藤森俊希事務局次長=27日、ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークの国連本部で27日(日本時間同)始まった核兵器禁止条約の制定交渉で、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の藤森俊希事務局次長(72)が広島での自らの被爆体験を証言し「同じ地獄をどの国の誰にも絶対再現してはなりません」と訴えた。

 藤森さんは1歳の時に広島市で被爆。建物疎開に動員されていた姉=当時(13)=は今も見つかっていない。国連総会の議場の演台で証言した藤森さんは「(原爆は)今日まで被爆者を苦しめ続けている」と語り、各国の代表団を前に核廃絶を訴えた。

 条約は核兵器を法的に禁止しようとする試み。