東電と中部電、火力発電完全統合 19年度前半、基本合意

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 火力発電事業の完全統合を発表し、写真撮影に応じる(左から)東京電力HDの広瀬直己社長、東京電力フュエル&パワーの佐野敏弘社長、中部電力の勝野哲社長=28日午後、東京都中央区

 東京電力ホールディングス(HD)と中部電力は28日、火力発電事業の完全統合で基本合意したと正式に発表。2019年度前半をめどに、共同運営会社「JERA(ジェラ)」に既存の国内火力事業を移す。国内の火力発電能力の約半分を担う世界最大級の燃料調達・発電事業者が誕生する。一体運営することで競争力を高め、発電コストを削減する。

 東電HDの広瀬直己社長は「海外事業の活発化による大きな収益を期待している。JERAを通じて福島への貢献を果たしたい」と述べた。中部電の勝野哲社長は「国内エネルギー需要の伸び悩みなどに柔軟に対応するため、統合が必要と判断した」と語った。