宮崎、女児死亡プール事故で賠償 県と市に計5千万円

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 宮崎県延岡市で2010年、市立小4年の女児が校外学習として実施した遊泳の際にプールで溺れ、その後、死亡した事故で、両親が市と県に約8500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、宮崎地裁延岡支部は29日、学校側の過失を認め、計約5千万円の支払いを命じた。

 判決で塚原聡裁判長は「教諭らは児童の点呼を取らず、女児は約5分もの間、溺れたまま流されていた」とし、教諭らの監督態勢は非常に不十分だったと認定。

 さらに両親側が事故状況に関する報告書の提出を再三求めたにもかかわらず、学校側は不適切な対応を取ったと指摘。「最愛の娘を失った両親の精神的苦痛は甚大だ」と述べた。