アイヌ遺骨を地域返還へ 政府が方針見直し

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 北海道大などが保管している身元不明のアイヌ民族の遺骨について政府は、発掘された地域のアイヌ団体などに返還する方針を固めた。30日、政府関係者らへの取材で分かった。これまで、北海道白老町に新設する慰霊施設に集めるとしていたが、方針を見直した。

 アイヌ遺骨は研究目的で道内各地から持ち出され、全国12大学に1600体以上が保管されていた。2012年以降、発掘地域の子孫らが北大に返還を求めて提訴。昨年から札幌地裁で順次和解が成立し、地域の団体などに返還が決まった。政府はこうした動きを踏まえ、方針を見直した。