三池閉山から20年、特別開放も 元炭鉱マンら当時振り返る

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 三井三池炭鉱の三川坑跡を訪れ、操業時に思いをはせる元炭鉱マン=30日、福岡県大牟田市

 福岡、熊本両県にまたがる日本最大規模の炭鉱、三井三池炭鉱は30日、閉山20年を迎え、主力鉱だった三川坑跡(福岡県大牟田市)が特別開放された。「当時を思い出して懐かしくなった」。訪れた元炭鉱マンらは、入昇坑口から坑内へと足を踏み入れ、活気にあふれた操業時に思いをはせた。

 「炭鉱のおかげで日本の産業は発展できた」。19歳から坑道補修をしていたという熊本県荒尾市の男性(71)は「落盤事故で同僚を亡くし自分もけがをした。つらい経験もしたが仕事を誇りに思いたい」と胸を張った。

一方、大牟田市の米の山病院では元炭鉱マンら約90人を対象にした臨時のじん肺検診が行われた。