戦没者遺骨DNA鑑定の対象拡大 厚労省、身元特定加速へ

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 第2次世界大戦で亡くなった戦没者遺骨の収集事業を進める厚生労働省は30日、原則「歯」に限定しているDNA鑑定の対象を拡大して腕の骨や大腿骨といった「四肢骨」も鑑定の対象にすると発表した。4月から実施する。歯が見つからない遺体も多く収集されており、身元特定を加速させる狙い。

 厚労省によると、鑑定は原則としてDNA型情報が抽出しやすい歯で実施してきた。ただ、激戦地だった沖縄や南方では、爆発に巻き込まれるなどして頭部が見つからない遺体も多く、遺族らが拡大を求めていた。

 四肢骨はDNA型情報が多く存在し、厚労省は鑑定に適していると判断した。