避難解除を犠牲者に報告、福島 浪江で町長や住民

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 避難指示が解除となり、慰霊碑に黙とうする福島県浪江町の町民ら。前列手前から2人目は馬場有町長=31日早朝、浪江町

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が福島県内3町村で解除された31日、対象となった浪江町の請戸地区で馬場有町長や町民が、海を望む高台の慰霊碑に避難解除を報告し、津波の犠牲者らに黙とうをささげた。馬場町長は「町全土が解除になるよう復興を成し遂げたい」と誓った。

 浪江町では東日本大震災の津波などで町民ら180人余りが亡くなった。原発事故の避難指示で退避を余儀なくされたため、十分な捜索ができなかった。

 浪江町と川俣町、飯舘村の県内3町村では31日午前0時、放射線量が高い「帰還困難区域」を除き避難指示が解除された。