雪で100日熟成、酒まろやかに 北海道・美瑛で掘り出し

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 雪の中のタンクで熟成させた新酒を試飲する高砂酒造の森本良久さん(右)=31日午前、北海道美瑛町

 雪解けが進む北海道美瑛町で31日、旭川市の高砂酒造が、雪の中に入れたタンクで約100日間熟成させた新酒を掘り出した。搾りたての原酒を低温で長期間熟成することで、香りがよく、まろやかな味に仕上がるという。

 雪の中は氷点下1度前後に保たれるのが利点。昨年12月、本醸造酒約6千リットル、純米酒約7千リットルを計2本のタンク(高さ約3メートル、直径約2・5メートル)に入れ、大量の雪で覆った。

 31日は蔵人ら7人がスコップで雪をかき、中から現れたタンク上部のふたを開けると甘い香りが広がった。

 掘り出した酒は、4月下旬から本醸造酒「大雪」などの銘柄で販売する。