芥川龍之介の主治医の日記公開へ 近代文学館が今秋

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 芥川龍之介の最期を書き残した医師下島勲の日記=31日、東京都目黒区の日本近代文学館

 日本近代文学館(東京都目黒区)は31日、作家の芥川龍之介(1892~1927年)が自殺した際に駆け付けた主治医による日記を、開館50周年を記念した今秋の特別展で公開すると発表した。

 日記を書き残したのは、俳人で書家でもあった東京・田端の開業医、下島勲(1869~1947年)。27年7月24日、芥川が睡眠薬を飲んで自殺を図った際、いち早く駆け付けた。

 「浴衣の襟を開くと左の懐から方形西洋封筒の手紙が飛びだした」「(カンフル剤を)二百注射しておいて聴診器を当てゝみると音がしない」「全く心臓が停止して絶望である」と、生々しい様子を伝えている。