パラグアイ国会議事堂に火 憲法改正反対の市民ら

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 3月31日、パラグアイの首都アスンシオンの国会議事堂に突入する憲法改正反対派(AP=共同)

 【キト(エクアドル)共同】ロイター通信によると、パラグアイ上院が3月31日、大統領の再選を容認する憲法改正案を可決し、これに抗議する市民らが国会議事堂の窓ガラスを割って突入、火を放った。警官隊が催涙ガスなどで応酬し、政治家や記者、警官らに負傷者が出た。

 採決は上院の議場ではない非公開の特別会合の場で行われ、反対派は違法だと主張している。改正案は下院での可決も確実視されているが、騒ぎを受け、4月1日に予定されていた審議は延期された。

 クーデターによる軍事政権の長期独裁を経験した中南米諸国では、パラグアイのように大統領の再選を禁じている国が多い。