衆院で決算4年分が未議決 異例の事態、鈍い改善の動き

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 衆院で2012~15年度までの4年分の決算が議決されない異例の事態が生じている。与野党対立や他の法案審議が優先され、日程が確保されないままのためだ。国の支出が適切だったか厳しく点検するのは憲法が定めた国会の重要な役割の一つだが、形骸化している格好。与党の国会対策上の思惑も絡み、積み残しを改善する取り組みへの動きは鈍い。

 衆院事務局によると、4年分に達したのは14年以来。このときは09~12年度分がたまり、うち3年分を一括承認した。自民党筋は「今国会の早い時期に12、13年度分は処理したい。決算放置を繰り返していると批判されかねない」と懸念する。