南岸低気圧の降雪が影響か 那須雪崩で専門家

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 高校生ら8人が死亡した栃木県那須町の雪崩事故の現場に3日、新潟大災害・復興科学研究所の河島克久教授(54)(雪氷学)らが訪れ、現地で雪崩を引き起こした雪質を調査した。雪崩前の降雪の原因となった南岸低気圧による雪の特性が影響したとの見方を示した上で、河島教授は「結晶の特徴を調べることで、雪崩の原因を解明し、関東地方の雪崩対策に役立てられるのではないか」と話した。

 雪崩が発生したとみられる標高1700メートル付近で、雪面に深さ約90センチの穴を掘り雪の層を調査。深さ45センチ付近の層の強度が、上層や下層と比べて低いことも分かった。