復興特区で別産地のカキ交ぜ販売 宮城の養殖業者

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 宮城県石巻市の桃浦かき生産者合同会社でのカキの殻むき作業=2016年

 宮城県は4日、東日本大震災からの復興策として導入した「水産業復興特区」でカキ養殖を手掛ける桃浦かき生産者合同会社(同県石巻市)が、2014、15年度に別の産地のカキを交ぜて販売していたと発表した。違法性はないが、ブランド意識に欠けると指摘している。

 県は今年3月、合同会社の13~16年度の生産と出荷状況を記した台帳や、パッケージ表示の内容を調べた。桃浦地区に隣接する「侍浜産」を交ぜて「桃浦かき」と表示、販売していた。県は「商品名で産地表示とは言えない」として、違法性は認められないと説明している。