ハンセン病歴史資料館に表札贈る 専用刑務所、特別法廷も

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 熊本刑務所の木村寛一所長(中央)から「菊池医療刑務支所」の表札を受け取る太田明さん(右)=5日午前、熊本県合志市

 法務省は5日、かつてハンセン病患者専用の刑事収容施設として運用していた「菊池医療刑務支所」の表札を、国立療養所菊池恵楓園(熊本県合志市)にある歴史資料館に贈った。支所では、最高裁が違法性を認めた「特別法廷」も開かれた。

 この日、熊本刑務所の木村寛一所長(53)から表札を手渡された入所者自治会副会長太田明さん(73)は「表札には、誤った隔離政策を証明する価値がある」と話した。

 法務省によると、表札はこれまで熊本刑務所に保管。担当者は「差別の歴史と密接に関わる。資料館への贈与が適切だと判断した」としている。