ダライ・ラマが係争地を訪問 中印国境、反発必至

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 【ニューデリー共同】インド亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は4日、中国が領有権を主張するインド北東部アルナチャルプラデシュ州に入った。PTI通信などが伝えた。説法など宗教上の目的としているが、中印間で国境問題がある地域への訪問に、中国が反発を強めるのは必至だ。

 インド外務省は4日、中国の反発を見越し「ダライ・ラマはインドの人々に尊敬されている宗教指導者であり、インド各州の訪問に(偏見の)色が付けられてはならない」との声明を発表。

 ただ、インドと中国はインド洋での影響力確保などでライバル関係にあり、両国間の緊張が高まる可能性がある。