ナチス接収資産の補償終了 オーストリア、236億円

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 【ウィーン共同】第2次大戦中などにナチス・ドイツの支配下にあったオーストリアで資産を接収されたユダヤ人ら被害者のための基金が5日までにすべての補償を終えた。2001年の設立以来、日本からの2件を含む計1万8155件を認め、総額約2億1300万ドル(約236億円)を支払った。

 ナチス支配下ではユダヤ人らが職を追われ、教育の機会を奪われたほか、土地や家屋、金融資産などを没収された。戦後、米国で補償を求める集団訴訟が起き、オーストリア政府は01年に米政府との間で、同基金の創設と集団訴訟の取り下げなどに合意した。