じん肺認定、遺族にも請求権 最高裁が審理差し戻し

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 じん肺と認めなかった国の決定を巡り、遺族が取り消しを求められるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は6日、遺族にも取り消し請求権があるとの初判断を示した。その上で、請求権を否定した二審福岡高裁判決を破棄し、審理を差し戻した。

 最高裁は「請求権がないとじん肺と認めない決定が残ることになり、その影響で、遺族が労災給付を受け取れなくなることが確実だ」と指摘し、遺族には訴えの利益があると述べた。