厚労省が一転、遺族年金支給へ 同居男性が認知症に

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 厚生労働省

 妻子と離れた男性と約25年間同居したが、男性は認知症になり、妻と同じ介護施設に入所して数年後に亡くなった―。こうした事情を持つ岡山県在住の50代の女性が2014年5月、遺族厚生年金の支給を申請したところ認められず、厚生労働省が今年3月に一転して不支給処分を取り消し、支給する方針を示したことが7日、分かった。厚労省が一度決定した処分を変更するのは異例。

 遺族年金を受け取るには、被保険者死亡時に生計同一要件などを満たす必要がある。女性は男性名義の店を引き継ぎ収入を得ていたが、厚労省は、男性が妻と家族関係を再構築し女性との間の同一要件は認められないとしていた。