高浜原発クレーン事故で報告書 関電、2基の再稼働へ工程検討

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 関西電力高浜原発の3号機(左)と4号機=福井県高浜町

 関西電力は7日、高浜原発(福井県)で1月に大型クレーンが強風で転倒した事故で、同県内に持つ全原発で実施した安全管理に関する総点検結果を県に報告した。高浜3、4号機の運転差し止めの仮処分を取り消した3月の大阪高裁決定を受け、関電は2基の再稼働を進める方針を示しており、今後具体的な工程の検討を急ぐ。

 司法判断で運転を停止した原発が再稼働する初めてのケースとなる。福井県の西川一誠知事は、再稼働について「クレーンの問題を含めて判断する」とする一方、改めて県議会などでの地元同意手続きを取る必要はないとの考えを示していた。