文楽、六代目豊竹呂太夫を襲名 大阪で披露公演スタート

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 襲名披露公演で名作「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」を語る六代目豊竹呂太夫さん=8日、大阪市の国立文楽劇場

 人形浄瑠璃文楽太夫の豊竹英太夫さん(69)が六代目豊竹呂太夫を襲名し、大阪市中央区の国立文楽劇場で8日、披露公演が初日を迎えた。

 口上では、文楽三味線の人間国宝鶴沢清治さん(71)が「これからも情のある深い語り口で大きな花を咲かせてほしい」とあいさつ。ベテランや門下の太夫らが舞台に並び、五代目呂太夫さんが2000年に死去して以来の名跡復活を喜んだ。

 「呂太夫」は、六代目の祖父で人間国宝だった十代目豊竹若太夫が三代目を名乗っていた。

 六代目呂太夫さんは、祖父も得意とした名作「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」を情感豊かに語った。

 公演は30日まで。