諫早閉め切り20年で集会 「宝の海」へ開門訴え

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 集会で発言する漁業者側弁護団の堀良一弁護士=8日午後、長崎県諫早市

 国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防が1997年に閉め切られてから14日で20年を迎えるのに合わせ、有明海の再生を訴える市民らが8日、長崎県諫早市で集会を開き、集まった約250人は「宝の海を取り戻そう」と開門実現に向け、決意を新たにした。

 集会では、豊かだった有明海をしのぶ歌を合唱し、閉め切り後の環境悪化などを取り上げた記録映画を鑑賞。諫早湾の干潟に生息していたムツゴロウやタイラギがスクリーンに映し出されると、参加者は懐かしそうにしていた。制作した映像作家の岩永勝敏さん(77)は「有明海を駄目にしたのは人間の愚かさだ」と指摘した。