「共謀罪、使い物にならず」 元山口組顧問、大阪で講演

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 講演で「共謀罪」について語る、元山口組顧問弁護士の作家山之内幸夫氏=8日午後、大阪市

 指定暴力団山口組の顧問弁護士として知られた作家山之内幸夫氏(70)が8日、大阪市内で講演し、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について「おとり捜査や盗撮、盗聴といった捜査手法と抱き合わせでないと、単独では使い物にならない」と述べ、効果に疑問を呈した。

 山之内氏は1985年に米ハワイで摘発され、自らも弁護活動に携わったという山口組幹部の武器密輸事件を例に挙げ「捜査機関の壮大な計画にはまり、共謀罪が適用された」と述懐した。