青森・弘前城の石垣修理始まる 崩落恐れ、積み直す

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 弘前城で石垣の解体修理が始まり、クレーンでつり上げられる石=9日午前、青森県弘前市

 江戸時代に築かれた弘前城(青森県弘前市)で9日、天守を支えていた石垣の解体修理が始まった。経年劣化などで石が外側に膨らみ、崩落の恐れがあることから、約3千個を解体し積み直す。天守は解体せずに別の場所に移す「曳屋」工事を終えている。

 この日は、葛西憲之市長が「石垣の解体にかかれ」と号令。大勢の観光客が見守る中、クレーンが動きだし、一つ目の石がゆっくりと持ち上がった。盛岡市の会社員兼子右近さん(44)は「一生に一度見られるかどうかという貴重な瞬間に立ち会えた」と興奮した様子だった。