熊本城の桜の名所、開放 被災で規制エリア特別に

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 一部が一般開放された熊本城の行幸坂で、満開の桜と「飯田丸五階櫓」に見入る人たち=9日午後

 熊本市は9日、熊本地震で被災し立ち入り禁止になっている熊本城の桜の名所「行幸坂」の一部を一般開放した。市内では8日に桜の満開を迎えたばかりで、多くの市民や観光客が訪れた。

 行幸坂は、路面の両脇に亀裂が発生するなどの被害が出ており、約200メートル区間を一部通行できる状態にした。訪れた人は、辛うじて倒壊を免れ、復旧に向けた準備が進む「飯田丸五階櫓」を背景に、咲き誇る満開の桜に見入った。

 市熊本城総合事務所の寺尾剛参事(48)は「城の復興過程も間近で見てもらえる機会になり良かった」と話す。市は2037年ごろまでの再建を目指している。