親族間犯罪、動機は「将来悲観」 介護疲れも

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
 親族間の殺人(未遂を含む)と傷害致死事件の動機

 14年に全国の警察が摘発した親族間の未遂を含む殺人事件や傷害致死事件は計272件で、動機で最も多いのは「将来を悲観」だったことが10日、警察庁の集計で分かった。被害者は「父母」が3割超で最多。高齢化社会で親の介護疲れなどが背景にある実態もうかがえる。警察庁は、親族間犯罪では原則不支給とされている犯罪被害者への給付金制度の見直しを進めており、年間を通した親族間犯罪を初めて詳細に分析した。

 担当者は「親族間犯罪は一般の街頭犯罪抑止対策が通じず防止が難しい」としている。

 272件の内訳は殺人が168件、殺人未遂(治療期間1カ月以上)が74件、傷害致死が30件。