日銀、北陸で景気判断引き上げ 8地域は据え置き

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 日銀は10日、4月の地域経済報告(さくらリポート)を発表し、全国9地域のうち北陸の景気判断を引き上げ、残り8地域は据え置いた。北陸新幹線の開業効果で外国人宿泊客が増えたほか、海外経済の回復でスマートフォン向けの電子部品などの生産が増加した。

 北陸は「緩やかに拡大している」とし、さくらリポートを始めた05年4月以来、初めて「拡大」との見方を示した。他地域も「拡大」や「回復」しているとした。

 一方で、海外経済の不透明感を懸念する企業も多く「米新政権の政策が不透明で、メキシコ工場の能力増強投資を先送りした」(関東甲信越の金属製品メーカー)といった声もあった。