分子1個の車、仏で初のレース 物質材料機構が参加

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
 ナノカーの模型を持つ物質・材料研究機構の中西和嘉主任研究員=11日午後、茨城県つくば市

 物質・材料研究機構(茨城県つくば市)は11日、分子1個でできた大きさ2ナノメートル(ナノは10億分の1)の車「ナノカー」が金の表面を走る世界初の「ナノカーレース」に出場すると発表した。28~29日にフランスで開催され、全部で6チームが出場する。

 ナノカーは、原子を組み合わせた極小の機械。レースは、特殊な顕微鏡で金の上に置いたナノカーの様子を確認しながら、針でナノカーに電流を流し振動させて動かす。同機構のナノカーは、88個の原子を組み合わせて作った。はさみのような形で、両端がバタバタ動くことで前進するという。